収入と幸せ
2017.4.29

株式会社AWARDです。

収入と幸せは比例するのか?これは人生における大きなテーマの一つであると思います。一般的には収入が高ければ幸せになれる!と考えられることが多いでしょうが、必ずしもそうと言い切れない部分もあるようです。

ある海外の大学の調査によると、世帯年収が7万5千ドル(約830万円)以下の人では収入と「喜び」や「満足感」といった感情は比例するのに対して、7万5千ドルを超えてくると、収入に比例して幸せな感情が右肩上がりに増えるというわけではないという結果が出ています。

なぜ収入が一定以上になってくると、幸せな感情は比例しなくなってしまうのでしょうか?これにはどうやら「仕事のストレス」「仕事につぎ込む時間の長さ」「稼いだお金で得られる体験」などが相殺しあう一つの境目の金額が7万5千ドルということのようです。

仕事で大きなお金を稼ぐ人の方が、仕事に対して打ち込んでいる時間も長く、ストレスも大きいということかもしれません。この結果だけですと、仕事に打ち込んで年収1000万円稼いでも、年収830万円と幸せ度が変わらないのであれば頑張る意味がないのではないか、と思ってしまうかもしれません。しかし、これは「日々感じる生活に対する満足感や幸福感」の話であり、「自分の人生全体の自己評価」は収入が高ければ高いほど上がっていくようです。

こういったデータを見ると、ある一定の年収を超えてきたら、そこからは自分の「生き方」というようなものが試されるのではと感じます。例えば上場企業で働いている場合などは、年功序列で収入は上がっていくでしょうし、仕事に打ち込んでいる人と与えられた仕事をこなす人でそれほど収入は変わらないでしょう。そこからさらに高い地位や収入を目指すかどうかは「生き方」によって左右されるのではないでしょうか。

さて、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、平成26年の日本の全世帯の平均所得金額は541.9万円、児童のいる世帯では712.9万円となります。上記の調査を参考にすると、まず世帯として目指していく収入として、幸せのしきい値である約830万円あたりを意識してみると良いかもしれませんね。

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