一人暮らしの貯蓄額
2017.4.17

株式会社AWARDです。

一人暮らしの方の平均の金融資産額が822万円と聞いたらあなたはどう思いますか?少ないと思いますでしょうか。それとも結構多いと思いますでしょうか。

こういった暮らしにまつわるお金の統計を出している組織として、金融広報中央委員会があります。この組織の歴史は古く、昭和27年に発足してから名前を変えながら日本の家計に関わる統計を出し続けています。委員には、金融経済団体、報道機関、消費者団体等の各代表者、学識経験者、日本銀行副総裁等の様々な方が含まれており、日本銀行とも関係も深い組織です。

この金融広報中央委員会が昨年行った調査で、20歳から70歳未満の単身者の方の金融資産保有額が822万円となりました。ただし、ここで驚きなのが中央値は、

20万円

であったことです。平均値と中央値というと統計的な話になってくるのですが、平均値は単純に金融資産の保有額を足していって人数で割った数字、そして中央値は高い方と低い方から数えていき真ん中にある数字のことを指します。

平均値は少数の人が多額の金融資産を持っているだけで跳ね上がりますが、平均値は真ん中の数字なので実感値に近いかもしれません。実際今回の調査では『金融資産を保有していない』と回答した人が、

48.1%

となりました。なんと一人暮らし世帯の方の半分近くが、金融資産ゼロと答えていることになります。世界第3位の経済大国と言われる日本も、ここまで格差が開いてきてしまっているのかと思うと少しショックではありませんか?ちなみに中央値の20万円という数字も、2013年では100万円でした。だんだんと真ん中あたりの方の資産額は減ってきている現状がデータから見受けられます。

ちなみに先ほどの金融資産保有額の平均値と中央値も、金融資産がある方のみに限定すると跳ね上がり、平均値が1590万円で中央値が600万円になります。こちらの方が、わたしとしては実感値に近いです。ちなみに金融資産がある方の平均値と中央値はここ10年ほど右肩上がりに増えています。持てる人がよりお金を持つ時代は日本でもすでに来ていると言えるかもしれません。

日本の現状は多くの方が考えているよりも厳しいのかもしれません。ご自身が将来的にどういった生活を送りたいか考え、それに向けてしっかり計画を立てていって頂きたいと思います。

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