増える無担保ローン
2017.3.29

株式会社AWARDです。みなさんは最近カードローンの宣伝をよく目にすると思いませんか?カードローンと言えば、過去に武富士などが全盛期の頃にテレビCMなどで大々的に宣伝されていましたが、一時期は少し下火になっていました。それが最近はまた盛り返してきています。わたしも、某メガバンクから特別優待金利のご案内といったダイレクトメールがよく届きます。

日銀によると、国内銀行のカードローンの貸付残高は、2016年末に前年比約1割増の5兆4377億円に達してます。日銀の大規模な金融緩和、そしてマイナス金利政策の影響によって、銀行の運用環境は大きく悪化し住宅ローンなどの貸付金利は大幅に低下してしまいました。これに対し、カードローンなどの無担保ローンでは高い金利を設定することができます。そのため、各金融機関が事業拡大に力を入れてきたのが背景にあります。

かつて消費者金融を中心に多くの業者から借金を重ねて多重債務に苦しむ人がたくさん出ました。そして貸金業法が改正されて、借入残高が年収の3分の1を超える貸付が禁じられる『総量規制』が導入されたのです。しかし、なんとこの総量規制は銀行には適用がされません。そのため、収入がない人が収入証明を求められることなく300万円を借りることができてしまうケースなどが起きているそうです。

実は総量規制導入などにともなう業界再編の中で、かつての消費者金融の多くが銀行の傘下に入りました。

アコム⇒三菱東京UFJ傘下へ

プロミス⇒三井住友傘下へ

業界が再編される中で、総量規制の網をかいくぐったサービスが生まれてきてしまったとも言えるでしょう。消費者金融と銀行とではそれを定義する法律が異なる(貸金業法と銀行法)ためでもあります。この事態を重く見た金融庁は審査手法などについて銀行に対して実態調査を実施し始めています。

無担保ローンは簡単にお金を借りる手段ではありますが、一歩間違えると人生のハードルを自ら上げる事態にもなりかねません。ご利用は計画的に、といった言葉がテレビなどでもよく流れますが、計画的に利用するのは非常に困難ですので、利用しないのを第一に考えて付き合っていくべきでしょう。

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