投資信託は良い商品か?
2018.7.5

株式会社AWARDです。

投資信託と言えば、銀行の窓口や証券会社でお勧めされることが多い投資商品の一つになります。購入へのハードルの低い投資信託ですが、投資対象としては優れているのでしょうか。

半数の人が損失?


金融庁が都銀や地銀の計29行を対象に2018年3月末時点の運用損益を調べたところ、損失を抱える顧客は46%と全体の半分近くに達することが明らかになったそうです。平均の運用損益率がマイナス、つまり顧客の資産の増え方を平均するとマイナスになったという金融機関もあったそうです。

ここ数年は、単純な株価の平均値はかなり値上がりをしていました。米国株も日本株も数年で2倍になる勢いであり、株式をまんべんなく購入するようなタイプの投資信託であれば大抵の場合は利益が出てもおかしくなさそうな相場だったのです。しかし、実態としては平均すると損失を抱えている方が半数近くという不思議な現象が起きています。

手数料重視の金融機関


これには自分たちが得る手数料を重視する金融機関の姿勢が大きく関わっていると考えられます。本来投資というのはじっくりと時間をかけながら資産を殖やしていくもの。理論利回りは株式も債券も年間数%程度です。そんな中で投資信託を販売している会社の多くが、販売時に2~3%、信託報酬で1~2%程度の手数料を取っています。つまり、購入して1年で金融機関に支払う手数料は3~5%程度に上るわけです。年間数%のリターンのうち3~5%を手数料で支払えば、勝てる確率が大きく下がるのはなんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか。

また投資信託は長期的に見れば経済成長や企業の規模の拡大により大抵値上がりします。世界の経済がマイナス成長になってしまったり、金融危機が起きない限り、10年以上持っていて損失を出す可能性は低いでしょう。しかし、金融機関は販売手数料を繰り返し得るために、短期間での売買を勧めてきます。投資信託を買い替える度に手数料を支払っていたら、本来は利益が上がるはずの投資でも手数料負けしてしまうことになります。

ネット証券を利用すると


つまり金融機関に払う手数料を工夫して安くすれば、自然と投資信託での勝率は上がっていくことになります。有効なのはネット証券を利用することでしょう。販売時の手数料がゼロの投資信託のことをノーロード投信と呼びますが、ネット証券ではかなり多くの種類を取り扱っています。手数料が小さい良い商品を長期的に持つことを心がければ、投資信託を利用しても資産をしっかり増やすことは十分に可能なのではないでしょうか。

投資信託自体はわるい商品ではありませんが、しっかりした知識を持たずに金融機関の言いなりに売買していると資産は目減りしてしまいます。正しい知識を持って、利益が上がる運用を心がけていきましょう。

カテゴリーから記事を探す