引き分けの投資
2018.6.25

株式会社AWARDです。

昨晩は日本代表のセネガル戦で、力を尽くした上での引き分けという結果でした。本日は引き分けという言葉について投資の世界で考えてみたいと思います。

プラスマイナスゼロの投資


投資の世界で引き分けというと、利益も出ず損失も出ずにトントンであった、という状態がまず思い浮かぶでしょう。がんばって銘柄を選んで投資をしたり、チャートの前にはりついてトレードを繰り返した結果、利益が出なかったというのはよくある話です。

利益が出なかった場合は、他にいったい何が得られたか、という点が大事になってくるかと思います。利益がなくても、今後投資をする上で役に立ちそうな知識が得られたり、投資をすることによって経済情報が読み解けるようになってきたりしたのであれば、その経験はプラスだったと言えるかもしれません。

指標と引き分けの投資


さらに言えば、投資成績がマイナスで利益が出なかった、なんて場合でも引き分けと呼べるケースはあるかと思います。市場平均や指標(インデックス)と比較が行われていた場合です。アアクティブファンドと呼ばれるインデックスファンドを上回る成績を出そうとするファンドにおいては、勝負する相手は投資対象の株式市場の指標になります。

仮に株式市場が全体として-20%下落した年があったとしたら、ファンドの成績が-20%でも指標に対して引き分けだったことになります。その中で-10%に抑えられたアクティブファンドがあったとするならば、むしろ勝利と言える可能性もあるのです。同様にリスクを負っていたにも関わらず、損失が抑えられたというのであれば、そのアクティブファンドのマネージャーは相当優秀だと評価されることになります。

大きく負けないことが大事


投資の世界では、今年の運用成績が0%でも次の年にプラス20%なんてことは良くある話です。毎年同じリターンが得られる投資というのは多くないですから、常に勝ち続けなくてはいけないものでもないのです。むしろ重要なのは大きく損失を出さないこと。FXや先物で多大な損失を出してしまうと、その後に回復するのには相当な時間がかかったり不可能な場合があります。そうならないように分散投資を始めとしたリスク管理を行うことが大切なのです。

投資の世界では引き分けは決してわるいことではありません。次に来るチャンスに向けて、資金余力を残せたということでもあります。『大きく負けないこと』だけ意識しながら、楽しんで投資に取り組んで頂ければと思います。

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