メルカリ上場
2018.6.20

株式会社AWARDです。

昨晩の日本代表のワールドカップの初戦は、コロンビアに2-1での勝利ということで大いに盛り上がりましたね。さて、日本が勝利した同日に、メルカリが東証マザーズへと上場しました。今年最大のIPOと言われるメルカリの上場でしたが、結果はどのようなものになったのでしょうか。

初値は67%高


フリーマーケットアプリ国内最大手のメルカリが19日、東京証券取引所マザーズ市場へと上場しました。企業価値10億ドル超の未公開企業のことをユニコーン企業と呼びますが、今回のメルカリはまさにそこに当てはまっていた企業です。初値でついた価格は公募価格の3,000円を67%も上回る5,000円ということで、終値の5,300円で計算した時価総額は約7200億円にも上ります。

テクノロジー関連のユニコーン企業としては、かつての米国のFacebook、Twitter、Airbnb、Dropboxなどがそれにあたりますが、日本で最近の例ですと2016年のLINEが記憶に新しいところになります。今年のIPO案件としても今回のメルカリはおそらくは最大のものになるでしょう。

投資家にとって


個人投資家の方は、上場の直前に抽選や営業担当からの割当で手に入れた方が多かったでしょうが、最小単位の100株を手に入れていた人でも初値で売るだけで20万円の利益を手にしたことになります。税金で20.315%は納める必要がありますが、1日で16万円程度の利益が出たと考えると魅力的な投資であると言えそうですよね。

また上場までの過程で投資を実行してきたVC(ベンチャーキャピタル)も、今回の上場で多額の含み益を抱えたことになったと考えられます。三井物産、日本政策投資銀行、ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合といったVCが既存の投資家ですので、これらの企業も昨日の上場を大いに喜んだことは間違いありません。個人投資家とは比較にならない利益を手にしていることが予想されます。

メルカリにとって


そしてもちろんメルカリとしても今回の上場が成功したことは大いに価値があることでした。株価がつくということは、今後の資金調達がしやすくなることでもありますし、公募時に個人投資家に株式を売った分の資金は企業に直接入ることになります。先期は赤字でもあったメルカリは、まだまだ設備投資や広告に大いに力を入れなければいけない企業です。今回得た資金は海外事業の立ち上げなどに有効に使われていくことになりそうです。

企業の上場はお祭りのようなものです。多くの人の力で昨日また一つ巨大な上場企業が誕生したことになります。投資家としてもこうしたチャンスが市場にはしばしば訪れることを理解し、利益を取りにいきたいところですね。上場企業となった今後のメルカリの動向も楽しみです。

カテゴリーから記事を探す