機会損失とは
2018.6.5

株式会社AWARDです。

皆さんは機会損失という言葉を知っていますか?普段あまり使うことがない言葉かもしれませんが、商売をやっていたり投資をやっている場合には、しばしば聞くことがあるかもしれません。本日は機会損失の考え方について紹介していきたいと思います。

機会損失の意味


機会損失とは、簡単に言えば「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」のことになります。 これは実際の取引(売買)によって発生した損失ではなく、最善の意思決定をしないことによって、より多くの利益を得る機会を逃すことで生じる損失を意味します。

例えばある投資をやると10年後には2倍になる投資を知っているとしましょう。そのときに10年間使う予定のない100万円が手元にあったとしたら、100万円を投資して10年後には200万円を手にすることができますよね。しかし、実際にはそこで100万円をそのまま手元に置いておくとしましょう。すると、当然10年後に手元にあるのは100万円ですから、投資をした場合としなかった場合で100万円の差が生まれてきます。これが機会損失です。

日本人は機会損失が多い


日本では有価証券と言われる株や債券などの保有率は、わずか20%未満に留まるというデータがあります。ちなみに米国の有価証券の保有率は50%以上といったデータもあります。つまり、米国にくらべると有価証券の保有率が半分以下なのが日本の特徴なのです。

基本的には、有価証券や不動産への投資は長く続ければ続けるほど、勝つ確率は上がっていきます。株の場合とくに分かりやすく、理論上平均的に年間5~7%程度価値が上がることが予想できるのです。今は日本の銀行に預金をしていてもお金はほとんど増えません。投資は基本的には勝つもの、という前提があるにも関わらず投資をしないことは、機会損失に繋がっているのではないでしょうか。

機会損失の計算


例えば貯蓄が現在1000万円、月々の余剰資金が5万円ある方が投資をやるかやらないかで、どれくらいの機会損失となるのかを計算してみましょう。仮に年率5%の利益が30年間に渡って出るものとすると、元金は合計で2800万円なのに対して、利息を含めた金額は、8416万円となります。つまり投資をしない場合の機会損失は、

8416万円-2800万円
=5616万円

5000万円以上に上る可能性もあるのです。こう考えると、投資をやらないことが寧ろ大きな損失に繋がっていることが分かってくるのではないでしょうか。コツコツ貯蓄をすることは大切なことですが、それだけでは長い人生の中で大きな機会損失を生んでいる可能性もあります。ぜひ投資という選択肢を意識してみて頂ければと思います。

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