ファンドラップとは
2018.5.26

株式会社AWARDです。

みなさんラップというと何を思い浮かべますか?おにぎりを包んだり、おかずを包んだり、便利に活躍するうすいビニールを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。実は投資の世界にも同じ包むという意味で使われているラップが存在していまして『ファンドラップ』というサービスがあります。

ファンドラップ(ラップ口座)


ファンドラップとはラップ口座とも呼ばれており、投資家が証券会社や銀行と投資一任契約を結び、運用方針を決定したうえで、運用・管理を任せるサービスのことを言います。プロにおまかせしてしまうので楽だということで、ここ数年で大きく契約数を伸ばしています。

2012年頃はラップ口座数はまだ5万口座ほどでしたが、2017年には60万口座に届く勢いとなっており、5年ほどで10倍以上に増えてきているということになります。運用されている金額も昨年の6月時点で7兆円ほどになっており、かなりの資金がラップ口座へと流入していると言えるでしょう。

デメリットも多い


しかし、ラップ口座にはデメリットも多いです。いくつか例を挙げますと、

・大きな金額からしか始めらない
・パッケージ化されており柔軟な運用ができない
・手数料が高い

等があります。

例えばみずほ証券のラップ口座を例にして見てみますと、最低投資額は500万円~となっています。100円から投資信託が買える時代に、このハードルは結構高いものと言えると思います。また500万円以上の資産を一気に証券会社任せにしてしまうというのも、よほどの信用がない限りはリスクが大きいかもしれません。そして、コスト負担ははっきりと目に見える数字になりますが、先ほどのみずほ証券の例ですと、

投資一任契約に関する報酬…
最大1.620%(税込み・年率)


運用管理費用…
最大1.0476%(税込み・年率)

となっています。個人で投資信託を選別すれば、年間の手数料は0.5%以内でポートフォリオを組むことも十分可能な時代です。最大で5倍以上の手数料を毎年払ってまで、ラップ口座を選択するかは検討の余地があるでしょう。

自分で選べない方向けだが


ラップ口座は基本的には自分で投資対象を選べない方に向いている商品と言えるかもしれません。お任せする分のコストがかかってしまうのは当然のことかと思います。ただし、そこでコストを払うことが長い目で見ると運用成績に大きく影響を与えることもあるのは知っておいて頂きたいです。

ラップ口座をお勧めされたら、中身の商品や手数料構造をしっかりと見た上で自分に合っているのかどうか検討してみてください。分からない場合には弊社にもご相談頂ければと思います。

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