東証一部企業 最高益
2018.5.12

株式会社AWARDです。

2018年3月期の決算発表が進んでいますが、全体としては過去最高の結果になりそうです。

過去最高益を更新


東証一部上場企業の2018年3月期決算は、売上高、営業利益、純利益といった数値で過去最高を更新する見込みとなっています。好調だった世界経済と円安が企業業績を後押しし、輸出関連企業を中心に過去最高益となる決算結果を発表する企業が相次いでいます。

SMBC日興証券が10日までに3月決算を発表した東証一部743社のデータを集計したところ、売上高は前年比6.1%増の500.7兆円、本業のもうけを示す営業利益は12.4%増の37.8兆円、純利益は27.8%増の30兆円となる見込みだそうです。純利益の増加は2年連続であり、営業利益はリーマンショック直前の2008年3月期を上回り過去最高を更新になります。

株価は企業の利益に連動する


そして株価は企業の利益に連動します。なぜならば株式を持つことは、企業の経営権の一部と利益の一部を貰う権利を得ることだからです。多くの利益を出している企業の株式は投資家が欲しがるため価値が上がり、逆に利益が出ていない株式は投資家が持ちたがらず価値が下がります。

企業業績が良かった年だったため、日経平均株価を見ても2018年の1月には24,000円を超えて二十数年ぶりの高値をつけました。逆に言えばバブル時の株価の最高値から見ると、現在の株価でも半分を少し超えたくらいとなっています。ただ、企業の業績に連動して株価が上昇するという考え方に基づけば、最高益となっている現在の方が株価は高くてしかるべきですので、いかにバブル期の株価上昇が実態を伴わないものだったかという言い方もできるかと思います。

2019年3月期は減益予想


なお、2019年3月期の見通しは、円高や貿易摩擦の懸念から全体としては減益となるものとして発表されています。事業環境に対して厳しい見方をしている企業が多いようです。見通しは厳しめに作られるというのもありますが、昨年に比べると今年は上昇する株式と下落する株式の差がはっきりと分かれるのではないでしょうか。

個別株への投資を行う場合には、逆境に強い企業を探す目を養うことが必要になってきそうです。また景気が下落局面に入った際には、景気に左右されずに利益を出せる資産も大事になってきますので、上手に資産を分けておくようにしましょう。

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