貯蓄と投資
2018.5.10

株式会社AWARDです。

貯蓄と投資どちらの方が優先順位が高いのか。証券会社の方、保険会社の方、銀行の方は、貯蓄よりも保険や投資を優先することをお勧めする場合もあると思います。では実際にはどちらの方を優先して進めるべきなのでしょうか。

まずは貯蓄が重要


投資や保険よりも、将来の資産を作る上で大切なのは間違いなく貯蓄です。貯蓄ができる体質を作らなければ『宵越しのお金は持たない』江戸っ子家計になってしまうため、資産は築けません。保険会社の方や証券会社の方は保険に加入してもらうことや投資をしてもらうことが仕事ですから、どうしてもそちらを勧めがちですが最初は貯蓄を優先すべきでしょう。

これは時間とお金の関係を考えるとすぐに分かります。投資で1年間に50%の収益を上げることができたとしたら素晴らしいですよね。資金が1.5倍になるのですから、とてもうれしいと思います。しかし、例えば元手が10万円しかなかったとしたら、50%の収益をあげても+5万円にしかなりません。その収益を上げるために1日に1時間くらい投資のことを考えていたとしたら、365時間を使って得られた収益が+5万円ということになるので時給換算すると約137円です。これでは資産を築く手段としては、効率がわるそうですよね。

貯蓄の効果


これに対して、家計を見直して貯蓄額を増やす効果は絶大です。保険や通信料、住宅ローンなどを見直して、月々の余剰資金を3万円捻出できたとしましょう。すると1年間に貯まる金額は36万円です。しかも、これらの見直しは最初にすこし時間をかけるだけで、数年以上に渡って効果が続くことが想定されます。

最初は投資や保険にお金を回すのではなく、シンプルに貯蓄をすることが資産を増やすことに直結するのです。これは投資に時間をかけるよりも遥かに費用対効果の良い選択になります。

将来のために資産運用も


ただし、資産が大きくなると貯蓄の効果と投資の効果が逆転してきます。例えば資産が1000万円ほどになってきたら、仮に投資で得られる利益が年間で6%だったとしても、毎年60万円がもたらされることになります。この金額くらいになってくると貯蓄で作るのが難しくなってくるはずです。

そして、大きい金額ができてからいきなり投資を始めて、失敗してしまうケースもしばしばお見掛けします。小さい金額のうちから将来投資が大きな効果を発揮することを見越してスキルを高めておくのは有効でしょう。最初は貯蓄を優先しつつも、少しずつ投資の実践を始めてみるのが個人的にはおススメです。早いうちから家計のことを考えれば考えるほど、将来もたらされる利益は大きくなります。気付いたときから行動を始めてみましょう。

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