投資は面白くない?
2018.5.1

株式会社AWARDです。

投資というとお金がドカンと大きく増える、と思われてる方は意外と多いのではないかと思います。しかし、多くの先人たちが成功してきた投資というのは、実はそれほど面白くないものだったりするのです。

伝統的資産


投資用語の中に伝統的資産と呼ばれるものがあります。ずいぶんと重々しい名前がついていますが、多くの場合で国内株式、国内債券、海外株式、海外債券の4つの資産のことを指しています。伝統的資産での運用は、主にその資産の値上がり益(キャピタルゲイン)や配当・利子収入(インカムゲイン)が目的とされます。

これらの資産というのは、長期的に持つとほとんどの確率で勝てる、というのは知ってらっしゃいますか?株式は企業で上がった利益を投資家に還元するものですから世界の企業が衰退していかない限り投資家に利益をもたらしてくれますし、債券は最初から金利が定められており満期まで保有するといくら利益が出るかが決まっています。つまり長い間ほっとける資金があるのであれば、株式や債券は持たない方が損だと言えるのではないでしょうか。

平均的な利回りは?


それではこれらの伝統的資産の平均的な利回りはどのくらいになるのでしょうか?2018年3月を基準にして過去30年間の数値を見てみましょう。日本を除いて世界の平均値を見てみると、

【株式】
MSCI オール・カントリー・ワールド (ACWI) 除く日本 (円)
+9.0%/年

【債券】
FTSE/シティグループ 世界国債インデックス 除く日本 (円)
+5.7%/年

となり、株式が年平均+9.0%、債券が年平均+5.7%です。つまり少なくとも過去30年間はこれらの資産をただ持っているだけでも、平均して年5%以上の利益を出すことが可能だったということです。一方で年平均で増えるのはこのくらいの数値にすぎないのです。多くの方が思っている『投資=一攫千金』というようなイメージは伝統的資産の場合は当てはまらず、投資は意外とつまらないと感じる方もいらっしゃるでしょう。

面白くない投資に目を向ける


一方で最近流行っている暗号通貨やFXといったものは、すごいスピードで大きな利益を上げるのも可能な商品です。1年で資産が数倍になるのも決してめずらしいことではありません。とはいえ、過去何十年も利益を上げ続けてきたような伝統的資産のような安定感はないのも事実です。特に暗号通貨は本質的な価値を評価することは誰にもできないため、市場参加者の気分で大きく価格が変わってしまいます。

株式や債券は面白くないと感じてしまう方も、伝統的な投資に一度目を向けてみて欲しいと思います。例えば仮に年利5%であったとしても、30年間複利で運用ができれば資産は4.3倍にもなります。面白くない投資を長く続けられる方こそが、最後に良い結果を得られるのかもしれません。

カテゴリーから記事を探す