金融庁がCC登録検討へ
2018.4.6

株式会社AWARDです。

一昨日書いたばかりの記事でマネックスグループが仮想通貨取引所であるコインチェックの買収を検討しているという話がありました。

〇コインチェックの流出事件の記事
暗号通貨の不正流出

〇買収話が出た時の記事
マネックス、コインチェック買収か

しかし、たった2日で大きな動きが出てきたので続報です。

コインチェック出資受入れへ


マネックスグループとコインチェックの間で協議が行われていることは日経新聞の記事になっていましたが、昨晩コインチェックがマネックスグループからの出資を受け入れる方針を固めたことがニュースとして流れました。出資額は数十億円ですが、マネックスグループが完全に経営権を握ることになります。

コインチェックの創業者である和田晃一良社長、大塚雄介取締役は不正流出の責任を取って役員を退任するとのことです。新たな社長は、マネックス証券で過去に社長も務めている勝屋敏彦氏になります。1989年に東大卒、その後に三菱銀行へ入行、マネックスグループへの参画といった経歴をお持ちの方で、金融業界での経験と証券会社の社長を務めた経験は、コインチェックの再建に大きな力になりそうです。

金融庁も登録容認へ検討へ


さらに、マネックスグループからの出資をコインチェックが受け入れることが報道された後に、金融庁もコインチェックの仮想通貨交換業者への登録を容認する検討に入ることが報道されました。NEMの流出以降、完全に登録審査はストップしていたと考えられますが、ここに来て大きな進展がありました。

・顧客資産の分別管理
・リスク管理や内部監査

といった適切な経営体制を作り上げることが大前提にはなりますが、そのあたりはマネックスグループのノウハウも使いながら改善されていくのでしょう。仮想通貨の取引所としては国内の大手であったコインチェックの先行きに光が見えてきたと言えそうです。

1年で1000億円超の利益


なお、コインチェックの利益は昨年1年で1000億円を超えていたようです。仮想通貨のブームは最近下火になってきてはいますが、その収益性は驚くべきものでした。問題を起こしたコインチェックの買収と言うことで、マネックスグループは大きなリスクを取りにいきました。ただし、1000億円超の利益を1年で叩き出した実績のある会社の経営権を、数十億円の出資で握れるというのは見方によっては超お得な買い物であるとも言えます。

前回の記事からわずか2日で金融庁の登録容認の検討のニュースまで出てくるとは思いませんでした。予想通りマネックスからの出資を受け入れることで金融庁が動き出すことは、事前に内々で決まっていたのでしょう。今日のマネックスグループの株価はどう動くのか。様々な情報を総合的に読み込んでいくと投資の楽しさは広がりますね。

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