仮想通貨へヤフー参入
2018.3.24

株式会社AWARDです。

ヤフーと言えばインターネット関連企業の雄であり、検索エンジンをはじめとしたポータルサイトの運営企業です。普段から使っているという方も多いでしょう。そんなヤフーが仮想通貨交換業に乗り出す意欲を見せているようです。

仮想通貨交換業者へ出資か


日経新聞の記事によると、ヤフーの100%子会社でFX取引業者であるワイジェイFXが、金融庁に登録済みの仮想通貨交換業者であるビットアルゴ社の株式の一部を取得するとのことです。

仮想通貨の交換に必要なシステム整備を経た上で、2019年春にも追加出資を検討していくとされており、インターネット業界の雄がついに仮想通貨の業界に参入してきたか、といった印象を受けます。例えばヤフーのポータルサイトから仮想通貨取引所にアクセスできるようになれば、仮想通貨の取引に興味は持つ方は増えるでしょうし、ヤフーショッピングなどで仮想通貨での決済が可能になれば、仮想通貨決済の広がりにも繋がるでしょう。

ビットアルゴ社は認めず


なお、この日経新聞社の記事に関してビットアルゴ社では現時点では決定していない旨をホームページ上で表記しています。「システムや経営の一層の強化を図るべく、他社との資本業務提携を含めて、様々な可能性を検討していますが、現時点で決定したものはございません」とのコメントに留められています。

ヤフー側は、「出資の可能性を含めてビットアルゴ取引所東京と交渉しているのは事実だが、決定した事柄はない」と回答しており、ビットアルゴ社との接触は認めています。両社の関係者から日経新聞へとリークがあったとすると、パワーバランス的にも出資はほぼ規定路線だと考えて良いでしょう。

業界は再編に向かうのか


日本独自の法規制として作られた仮想通貨交換業者への登録制。ただし、登録されている仮想通貨交換業者・みなし業者で様々な不祥事やトラブルも起きているため、登録は一段とハードルが上がっていることが考えられます。既に登録が済んでいる会社への出資や買収は今後も進んでいくでしょう。

ヤフーのような巨大な会社が仮想通貨業界への進出を決めたとすれば、今後は業界再編も進んでいく可能性があります。現在のところはビットフライヤー、Zaif、DMM、GMOあたりが目立っておりますが、勢力図は変わってきそうです。今後も大手の資本参入やM&Aなどの話題は多くありそうなので、チェックしていきたいと思います。

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