外貨預金に注意
2018.3.22

株式会社AWARDです。

銀行でお勧めされることの多い外貨預金。手軽に通貨を分散できる便利な手段のように思えますが、実際のところはどうなのでしょうか。外貨預金を検討する際に注意したいポイントについてご紹介したいと思います。

高い金利には罠がある?


外貨預金という金融商品のリスクはなんだと思いますか?なんとなく為替リスクがあることは知っている方が多いのではないでしょうか。為替は毎日変動しているため、購入した通貨が下落すれば当然価値は下がります。これは外貨の普遍的なリスクなので避けることはできません。

一方で気付きにくいのが両替をするときの手数料です。外貨預金の場合はスプレッドと言われる、円から外貨に両替したり外貨から円に両替したときの手数料がかなり高い場合が多いのです。この手数料はリスクとして正しく認識できてない場合も多いので注意したいところです。

豪ドルの場合


例えばメガバンクの窓口で豪ドル預金を検討するとしましょう。円貨⇒外貨、外貨⇒円貨の為替手数料は1豪ドルあたり片道2円、つまり往復で4円です。仮にこのレートで100万円を預けることを検討してみましょう。現在の豪ドルのレートは82.4円ですので、

〇預金時.
100万円÷(82.4円+2円)
=11,828.34豪ドル

〇引出時
11828.34豪ドル÷(82.4円-2円)
=95万2,606円

となり、ただ預けて引き出すだけで5%近くもの為替手数料を取られてしまうことになります。窓口販売の投資信託でも、今どきここまでの手数料を取る商品はそうそうありません。この手数料を考えると、いくら高い金利が提示されていたとしても最終的に損する可能性はとても高い商品と言えそうです。

FXを上手に使う


では国内で安い手数料で外貨を持つにはどのようにすれば良いのでしょうか。答えはFXを上手に使うことです。FXは怖いといったイメージをお持ちの方は多いですが、単純に外貨を持つという意味では国内で最も優れた方法だと思います。

国内のFX会社で最も豪ドルのスプレッドが小さい会社を調べてみたところ、1豪ドルあたり0.26銭が最も低い数値でした。外貨預金の場合のスプレッドは1豪ドルあたり2円でしたよね。手数料の単位が異なるので分かりにくいかもしれませんが、700分の1以下の手数料ということになります。

銀行の外貨預金という商品がいかに損か、なんとなくイメージできたのではないでしょうか。金融商品を選ぶときには、見かけの金利の高さだけでなく本質を見て判断するようにしていきたいものです。

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