広がる株主優待
2018.3.19

株式会社AWARDです。

株式を持っていていることの楽しみの一つに株主優待があります。すべての会社で実施ているわけではありませんが、個人の投資家に目を向けてもらうために株主優待を導入する企業は増えているようです。

株主優待とは


株主優待とは、企業が一定以上の株式を保有する株主に対して自社製品や割引券などを贈呈する一種の利益還元策のことになります。株主に対する利益の還元としては他に金銭で支払われる配当もありますが、株主優待は物やサービスであることが一般的です。

株主優待の大きな目的は「個人投資家にできるだけ多くの株式を保有してもらうこと」です。そのため、保有する株式数の多い株主に対しては優待を手厚くすることが多くなっています。

増える優待導入企業数


この株主優待ですが、最近は導入企業数が増え続けています。2017年は全体の36.7%にあたる1368社が実施し、過去最多を更新しました。数年前までは導入企業の割合は30%に満たなかったのが、40%台に手が届きそうなところまで近づいてきています。

株主優待の導入企業が増えているのは好調な企業業績も背景にあるということで、喜ばしいことになります。2008年のリーマンショック後に企業業績が大きく落ち込んだ際には、株主優待の導入企業数が減った時期もありました。

投資の基準にして良いのか


このような株主優待ですが、魅力的なものも多く株主優待目的で株式を購入しているという方もいらっしゃるかと思います。しかし、投資の基準を株主優待にするのはあまりお勧めしません。あくまでも株主優待は企業の業績が良く利益が出ているからこそ続いているもの。業績のわるい企業の株式を買っていては、どんなに株主優待の中身が良くても株価は下がり損失が出るでしょうし、将来的に株主優待が廃止されることも十分にあるのです。

あくまでも優待制度は株式投資のおまけとして考え、安定して利益を出してくれそうな企業や成長しそうな企業の株式を保有することをお勧めしたいと思います。株主優待は投資の見返りの一つとして楽しむくらいが丁度よい付き合い方なのではないでしょうか。

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