米国株過去最高の下げ
2018.2.6

株式会社AWARDです。

ずっと堅調に上昇してきた米国株式ですが、2日連続で大幅に下落しました。特に日本時間の昨日から本日にかけての下げ幅は、米国における日中の下げ幅としては過去最高を記録しています。

NYダウ1600ドルの下げ


昨晩NYダウの始値は25337.87ドル。これが一番下がったところでは23923.88ドルを記録しました。高値から見ると一時は1600ドルもの下げとなり、一日の動きとしては記録的なものとなりました。ここ一年ほどずっと右肩上がりの成長を続けてきた米国株ですが、大幅な調整が入った形となります。

安全資産への資産の逃避が行われているようで、米国債は大きく反発し、金などの現物の資産も値を上げているようです。一本調子で上昇してきた米国株が傾いたところで、ヘッジファンドが大幅な売りを仕掛けてきたようにも思われます。

今後ドル高も進むか?


米国債の動きと共に為替でも少し円高が進んでいます。米連邦準備理事会(FRB)が利上げをする方向に舵を切っているためドル高は進みやすい状態にはあります。ただし、他の中銀である欧州中央銀行(ECB)なども徐々に緩和を絞っていくスタンスを見せているため、ドル高だけが進み続けることは考えにくいとする意見もあります。

2日間で2000ドル以上の下げとなったNYダウですが、さらに下落が続くようであれば投資家にとっては絶好の買い場がくるかもしれません。米国の経済状況は決してわるくありませんし、多くの企業においても決算状況はわるくありません。少し様子をみつつ、株式の購入タイミングをはかるのはありかと思います。

今後の日本株は


なお今回の米国株の大幅な下落は、米国債の利回りが大幅に上昇したことにより、株式との利回りが近づき債券へと資金が流れ込んだのが主な原因になります。このような米国の状況がある中、日本株では債券利回りと株式の利回りの差は依然として大きい状態です。そのため日本株に関しては今後も上昇していくのでは、という意見も存在します。

ただし日本株は米国株と連動することでも知られています。「アメリカがくしゃみをすると日本は風邪を引く」と言われるように米国と日本には強い繋がりがあるため、米国に引きずられての調整は免れないでしょう。ただし、日本株も数十年ぶりの高値で過熱していた感もあります。今回の下げが健全な調整となると良いのではないでしょうか。

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