GPIF6兆円の黒字
2018.2.4

株式会社AWARDです。

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)といえば、わたしたちの年金を運用してくれている世界最大の年金機構になります。そんなGPIFの2017年度10-12月期の運用結果が発表されましたのでご紹介させて頂きます。

3ヶ月で6兆円の黒字


GPIFが2日に公表した2017年度第3四半期(10-12月期)の運用状況によると、収益額6兆549億円、収益率は3.92%でした。年金機構の収益率は年度で考えられるため4月から3月までの成績で見られることが多いのですが、2017年度は4月から12月までの9ヶ月で収益額の累計は15兆6219億円に上っています。こちらは過去最高の運用益を出した2014年度の15兆2922億円をすでに上回っている数字です。

運用益が大きくなっている理由としては、世界的に経済状況が良いのもありますが、運用する総額自体が大きくなっていることも挙げられます。2017年末の運用資産残高は162兆6723億円と5四半期連続で過去最高を更新しているため、過去に比べて大きい運用益は出しやすくなっています。

収益率の中身は?


全体としては3.92%の収益率となった2017年度第3四半期の運用ですが、各資産が与えた影響の内訳はどのようになっているかも見てみましょう。

国内債券:+0.39%

国内株式:+8.68%

外国債券:+1.21%

外国株式:+5.65%

となっていました。国内外の株式が大きく成績を牽引しているのがお分かり頂けるかと思います。日本株は昨年の9月から10月にかけて史上初の16連騰もありましたし、外国株についても先進国株・新興国株ともに2017年は大きく上昇したので、納得できる結果となっています。

資産構成をどう考えるか


さて、このような結果を踏まえると日本債券や外国債券を含まない資産構成の方が年金基金のお金は殖えやすいのでは、と考える方もいらっしゃるでしょう。そういった考え方も一理ありますが、一般的に株式は債券よりもリスクが高く価格の変動も大きいとされています。

そのため、日本国民全体の年金資産を預かるGPIFでは、リスクとリターンのバランスを考えて株式と債券を配分しているのです。これによって世界的に景気が悪くなった場合でも、マイナスの幅は株式だけで資産保有するのに比べて抑えられます。こういった資産配分の考え方は私たち個人の資産を運用する上でも参考になる考え方です。GPIFの運用も参考にしながら、自身の資産配分についても考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しているものになります。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

LINEにご登録いただくと毎日更新情報が届きます。

カテゴリーから記事を探す