NISA vs 確定拠出年金
2018.1.26

株式会社AWARDです。

将来のためにコツコツ資産を積み上げるための仕組みとして、国はNISA・確定拠出年金などを用意してくれています。どちらも税制面でメリットのある制度ですが、どのように使い分けたら良いか分からない、という方も多いのではないでしょうか。本日は2つの制度の使い分けについてご紹介します。

2つの制度の違いを知る


NISAというのは、証券会社や銀行口座に紐づけして作ることができる、個人のための非課税口座になります。一般のNISAは5年間毎年120万円つみたてNISAは20年間毎年40万円の投資枠が与えられ、その口座内で購入した対象商品が値上がりした場合には、本来かかるはずの利益に対する20.315%の税金がかかりません。

これに対して確定拠出年金はもう少し複雑です。こちらの制度では、投資した額が所得控除される、つまり投資すれば投資しただけ毎年の所得税・住民税が安くなります。さらには60歳を超えるまで運用を続けることができ、そこで出た運用益は全て非課税になります。そして確定拠出年金という名前の通り、60歳以降に年金として受け取ったり一括で受け取ることが可能です。その際には受け取り方に応じて税金がかかります。

流動性の違いを知る


コツコツと資産を積み上げる面では似ているNISAと確定拠出年金ですが、中身の制度にはかなり違いがあります。特に注目したい違いは流動性の部分でしょう。

NISAはいつでも投資した商品を売却して利用することが可能です。それこそNISA枠で投資した商品がすぐに利益を生んだ場合、投資した日のうちに売却して非課税の恩恵を受ける事もできるのです。

これに対して確定拠出年金の場合、その範囲内で積み立てたお金は60歳まで取り出すことのできないお金になります。教育資金や住宅の頭金など人生で大きなお金を使いたくなるシーンは多いですが、それらの用途には使いづらいお金になるのには注意が必要です。

制度を使い分ける


これらのことを踏まえると、NISAは投資する際には積極的に利用していきたい制度であるのに対し、確定拠出年金は計画的な利用が求められる制度であると言えます。確定拠出年金は、積み立てるお金が60歳になるまで使わなくて良いお金であることを確信してから利用するようにしましょう。

ただし、計画さえできていれば確定拠出年金は毎年の税金の軽減メリットも期待できるため有用な制度です。せっかくある制度ですから、それぞれの特徴を活かし上手く利用したいものですね。

 

 

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