暗号通貨の格付け
2018.1.23

株式会社AWARDです。

株や債券の世界には、投資の安全性を表す指標として『格付け』があります。そんな格付けが暗号通貨に対して行われるというニュースが出てきました。

世界初の暗号通貨の格付け


今回暗号通貨の格付けを試みているのは、米国の格付け機関「Weiss Ratings」です。金融機関や保険会社に関する財務力格付けを行う機関であり、1971年に創設されてから現在に至るまで55,000の機関と投資案件の評価を行っています。

格付け機関としての独立性と正確さは、米国政府会計検査院、ウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズなどによって注目され、高い評価を受けています。このような歴史のある格付け機関がここ数年で発展してきた暗号通貨の格付けを行うというのは大きな意義があることでしょう。

どうやって評価するのか


今回の暗号通貨に対する評価は、主要暗号通貨の「技術」「使用法」「取引パターン」などに関するデータをもとに行われていきます。例えば、中身が無いと判断された通貨は悪い判定となり、将来性が認められた通貨は良い判定になるとのことです。

評価の対象となる通貨としては、

Bitcin、Ethereum、Ripple、Bitcoin Cash、Cardano、NEM、Litecoin、Stellar、EOS、IOTA、Dash、 NEO、TRON、Monero、Bitcoin Gold

等が挙げられています。世界の暗号通貨の時価総額TOP15位までがほぼ含まれているため、知っている通貨が多く含まれている方もいらっしゃるでしょう。

通貨の価格に与え得る影響は?


これまでの暗号通貨には、格付け機関からの客観的な評価などはなく、各通貨を購入する人たちのコミュニティーで勝手に価値が決められていました。今回格付けが行われることは、各通貨の価値を評価する指標ができるということでもあると思います。

『多くの暗号通貨は、過大評価され、クラッシュに脆弱。』と今回評価を行う格付け機関のCEOは述べており、厳しい格付けが行われることもあり得ます。その際には、危険を感じた投資家が売り手にまわり、各通貨が価値を大きく下げる可能性もあります。今後暗号通貨が健全に発展していく上では大事な通過点だと思いますが、初めての試みでもあるので警戒をしておくと良いでしょう。

 

 

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