確定拠出年金の使い方
2017.12.12

株式会社AWARDです。

最近は国民年金、厚生年金に加えて、自分でお金を運用して老後資金をつくる確定拠出年金が流行っています。本日はこちらの確定拠出年金をテーマとして取り上げます。

確定拠出年金とは?


確定拠出年金とはそもそも何なのでしょうか。こちらは自分自身で企業や金融機関に対してお金を積み立てて、用意された運用商品を用いて将来使える老後資金をつくる年金になります。個人型と企業型の2種類がありますが、どちらを利用しても積み立てたお金が所得控除の対象になります。また運用して出た利益に対しても非課税になるなど税制的にかなり優遇された制度です。

もともと日本の年金は国民年金と厚生年金で成り立っていました。しかし、皆さんもご存知の通り、現在の年金の財政事情は火の車です。支給年齢を引き上げたり、支給額を減らすことで政府は対応していますが、それでは十分な老後資金にならないため、自分自身でお金を積み立てて年金を作る確定拠出年金が生まれてきた事情があります。

誰でもやるべきなのか


それでは税制でかなり優遇されている確定拠出年金ですが、誰でもやった方が良い制度なのでしょうか。巷のFPの間では老後の対策としてお勧めされることが多いですが、弊社では必ずしもお勧めするとは限りません。なぜならば、確定拠出年金に入れてしまったお金は60歳まで出すことのできないお金になってしまうからです。

60歳まで出すことができないお金になるということは、多くの方の場合はお子さんの教育資金にも使えませんし、ローンが組めるうちに家を買う場合の頭金にも使えません。つまり、本当に老後のためだけのお金になってしまうのです。税制で非常に優遇されている確定拠出年金ですが、流動性に関してはとても悪いのです。

所得と将来のお金から逆算


そのため確定拠出年金を積み立てるのであれば、現在の所得と将来使っていくお金のバランスを見た後に始めるのがお勧めです。老後資金作りにしか使えない制度ではありますが、お子さんの教育資金や家の頭金などの目途がついており、老後資金を集中して作りたいのであれば有効な手段の一つになるのです。

特に所得が高く税金の割合が高い方にとっては税金を減らしながらお金を積み立てる貴重な手段となります。将来がしっかりと見通した上で、確定拠出年金は有効に使っていって頂ければ良いのではないでしょうか。

 

 

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しているものになります。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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