増えるタンス預金
2017.11.18

株式会社AWARDです。

すぐに使えるように自宅に現金を置いている方は意外と多いかもしれません。そういった自宅に置いてある現金のことを『タンス預金』といったりしますが、その額は年々増えてきているようです。

43兆円のタンス預金


現在の日本では43兆円がタンス預金として個人の家に保管されていると言われています。43兆円というと日本の税収のうち消費税と所得税を全て足した額とほとんど同じです。途方もない額でいまいち分かりにくいですが、国民ひとりあたり約34万円というと少し分かりやすいでしょうか。4人家族だったら136万円くらいのタンス預金を持ってる計算です。

このタンス預金の額は2010年頃には30兆円以下だったと言われています。つまり、ここ数年の間に急激に額が増えてきているのです。現金を自宅で保管するのは盗難等のリスクもありますし、金庫やセキュリティーのことなども考えると保管コストは決して安くはありません。それではなぜタンス預金は増え続けているのでしょうか?

低金利と資産税


まず一つ大きな理由として挙げられるのは非常に低い銀行の金利でしょう。日本銀行がマイナス金利政策を行い、日本の銀行預金の金利はほぼゼロにまで落ち込んでしまいました。今や多くの銀行の普通預金は金利0.001%。100万円を預けていても1年間に10円しか金利がつきません。これほど金利がつかないのであれば自宅で現金で持っていても同じだ、と考える方は当然増えますよね。

そしてもう一つの理由としては、富裕層が自分の資産を当局に捕捉されるのを嫌がっているのがあるのではないでしょうか。マイナンバー制度が始まり、金融機関にある資産は全て国に一元管理されることになりました。将来的には資産を金融機関においておくだけで税金が取られてしまう『資産税』が始まるという予測もあり、そういった国の動きを嫌がる方々が銀行にお金を預けるのを警戒しているのだと思われます。

お金を活かす道とは


さて、このようにタンス預金が増えている現状があるわけですが、個人的にはお金を現金のまま眠らせておくのは勿体ないことだと感じます。そのお金が将来有望な企業のもとに届けば、大きく事業が発展するきっかけになり得るからです。もともと技術とモノづくりの国として世界の中で注目を集めてきた日本ですが、今は近隣のアジア諸国の発展が目覚ましく多くの分野で抜かされてきています。日本のGDPが中国に抜かれたのは2010年のこと。それからたった7年間ですでに2倍以上の差をつけられてしまっています。

現金だけで資産を置いておくとインフレでも資産価値は少しずつ目減りしてしまいます。適切な場所にお金をおけば、投資された側も事業を発展させることができますし、自身のお金も殖やすことができます。ぜひこのコラムを読んでいる方にはご自身のお金を活かす道を考えて頂ければと思います。

 

 

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