本を売る戦略
2017.10.28

株式会社AWARDです。

みなさん『インベスターZ』という漫画をご存知でしょうか。こちらは投資をテーマにした漫画なのですが、最近完結いたしましてAmazonなどでキャンペーンを行っています。本日はこちらのキャンペーンも含め本を売る戦略について考えてみたいと思います。

20巻まで1冊あたり5円!?


現在行われているキャンペーンはインベスターZのKindle版の1~20巻が1冊あたり5円でダウンロードできるというもの。21巻が完結した最終巻なのですが、その巻だけは定価となっています。それでも1~20巻が100円で読めるのに加え、21巻を定価の540円で購入したとしても640円です。27~29日までの限定のようですので、この機会にぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

インベスターZ(1)

さて、このように漫画を低価格で提供することは出版社や著者にとってメリットのあることなのでしょうか。一見するとコンテンツを無料に近い価格で提供するのは勿体ないことのように見えますが、最近のマーケティングの考え方では一概にそうとは言えないようです。

フリーの戦略


最近はこういったコンテンツを広める場でフリーの戦略が多く使われています。夏には大人気漫画の『ワンピース』もWEB上で無料公開されていたのをご存知の方は多いのではないでしょうか。本が紙媒体という形を取らずWEB上で消費できるようになったことで、消費者のもとに届くまでの流通コストは一段と下がってきています。

紙の本を10万人の方に届けようと思えば、10万冊の本を印刷しなければいけません。しかし、Kindleのような電子書籍の形を取れば、一定のデータを購入してもらうことで紙の本という物質の存在を介さずコンテンツを広めることができるわけです。こうして大胆なフリーの戦略が使われることが多くなってきました。

WEBから紙へ


そしてWEB上でコンテンツを消費した方の中には、内容を気に入り紙の本の形で手元に置いておきたい、という方も出てきます。すると、その漫画はただに近い価格で一度消費されたにも関わらず、紙の本で購入されるという逆の流れも起きてきます。

こうして結果的に本の売れる冊数自体が増えることにより、著者や出版社も潤うことになるわけです。良質なコンテンツが低価格で体験でき、お金を使うべきか否かを判断できるのは消費者にとってありがたいことですよね。今回の『インベスターZ』は中身自体もとてもお勧めの漫画です。この機会に試しに読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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