投資対象としての金
2017.10.26

株式会社AWARDです。

昨日はロバート・キヨサキ氏の講演の中でへ投資すると良い、という話があったことをご紹介しました。本日は投資対象としての金について少し考えてみましょう。

『金=お金』?


もともと金は貨幣として使われていることもあったぐらい、一般的にいうところのお金に近い存在となります。『金貨』や『金の延べ棒』や『砂金』は皆様の中にもイメージはあるのではないでしょうか。これらは物の対価として支払われたり、銀と一定のレートで交換されたりしていました。

金は金属として非常に安定した性質を持っています。そして人々を魅了する輝きを併せ持ちます。太古の昔から金は人々の間で価値ある金属としての地位を確立していたのです。ツタンカーメンの黄金のマスクや、戦国時代の金の茶室などのエピソードからも感じられるところです。

金本位性の時代


また実際にポンドやドルといった海外の通貨においては、金本位制を採用し、それぞれの通貨の裏付けを金であるとしていた時代が比較的最近までありました。その時代は政府に申請することで一定額の通貨を金と交換することができたのです。このような制度の場合は、国が持っている金の量までしか通貨の発行が制限される、ということもできるでしょう。

この金本位制を破ったのが、米国のニクソン大統領です。1971年8月 15日の金・ドルの交換停止を発表し、金本位制はなくなることになりました。この出来事を『ニクソン・ショック』と言います。結果として現在では政府が持つ金の量に縛られることがない通貨の発行ができるようになり、経済の規模は大きく膨らんだことになります。

金は絶対的な実物資産


これらの歴史をたどると、金は世界の経済の中で間違いなく主役の座を手に入れていたことのある金属であり、今も価値を保ち続けている絶対的な実物資産としての性質が強い金属でもあります。資産家が資産の一部として金を持つのは当然のことだと思います。

ただし、金の弱点として金利を生むような資産ではないという点が挙げられます。その点は株や債券、不動産のような資産の方が一定の利益を生んでくれるため優れているでしょう。金はどちらかと言うと守りの資産です。需要と供給の関係で価格の上下が大きい金属でもありますので、資産としての位置づけを理解した上で保有を考えていきたいものです。

 

 

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しているものになります。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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