何に投資をするべきか
2017.10.25

株式会社AWARDです。

先週は『金持ち父さん貧乏父さん』の本で有名なロバート・キヨサキ氏の来日公演がありました。2700人の会場に4000人が集まったそうで、大盛り上がりだったと友人たちからもお聞きしました。

株は買ってはダメ?


ロバート・キヨサキ氏は講演の中で米国債や株は持ってはいけない、そして不動産や金(ゴールド)を買うように、と説いていたとのこと。わたしの元にも、今ある資産を売って金を購入した方が良いでしょうか?という相談を頂いたりしました。

さて、なぜ米国債や株を買ってはいけないとロバート氏は言っているのでしょうか。それは、これらの資産が本質的な価値を持っていないことを示しているのではないかと思います。

不動産や金は『実物資産』


実際に不動産や金が価値を増す事態というのは、世界経済が大混乱に陥ったときが予想されます。株価は暴落し、通貨の価値は下がり、債券や株だけで資産を持っている方はそれらが紙くずになってしまうかもしれません。

そんな時に、不動産や金というのは実物資産ですから、なくなったりすることがありません。不動産も価値は下がるでしょうが、人が住んで利用することができるという点においては、なんら変わることがありません。また金も宝飾品としてだけでなく、工業製品としても世界で欠かせないものになっているので、価値は保ち続けるでしょう。

適切な資産配分とは?


しかし結局のところ、上記のような考え方は世界中の経済が破綻し大混乱に陥った際に有効な考え方です。今はむしろ世界中で株価も上昇し、経済はかなり安定した状況に入っているというのが共通認識になりつつあります。必ずしも金を買っていれば良いか、というとそういうわけではなさそうです。

大事なのは本質です。なぜ株や債券よりも、金や不動産が良いという言葉がロバート氏から出たのか。その背景を理解し、その上で資産配分を考えることが重要でしょう。誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、その裏にある背景を読み解く力こそが大切なのではないでしょうか。

いつか株や債券が意味を持たなくなる時代は来るかもしれませんが、今のところ資本主義の世界でずっと成り立ってきている仕組みです。すぐになくなると考えるのは杞憂なのではないでしょうか。

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