海外資産1000兆円超
2017.10.24

株式会社AWARDです。

昨日も日経平均株価が上昇し、史上初の15連騰となりました。日本で日経平均株価が設定されてから初めての出来事ということで、証券市場の盛り上がりを感じることができます。しかし、盛り上がっているのは国内株への投資だけではないようです。

企業や個人が持つ海外資産


日本の企業や個人が持つ海外の資産額が1000兆円を超えたことがほぼ確実視されています。日本の株式市場の時価総額が約650兆円なのに対して、それを上回る規模の資産が海外で保有されていることになります。

財務省の集計によると6月末の海外資産残高は990兆円でしたが、7月以降に証券投資だけで約10兆円強増えており1000兆円を超えた模様です。円安で海外資産の評価額も増えてきています。

なぜ資金は海外に向かうのか


このように海外に資金が向かっている理由はなんなのでしょうか。特にわかりやすいのは証券投資の例でしょう。現在の日本は歴史的な低金利。日銀のマイナス金利政策もあり、銀行への預金や国債の購入で得られる金利は軒並み1%を割っています。

公的年金の運用をしている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の例を見ても、運用資産のうち外国証券の割合が6月末で37%となっています。この数字は5年前と比較すると17%も増えています。つまり日本の年金の資金でさえ海外へ投資されている割合が40%近くまで来ているということですね。

日本円しか待たないリスク


海外への投資では円高で資産が目減りしたり、世界経済の影響で資産価値が上下しやすくなったりするリスクがあります。ただし、日本円だけで資産を保有している場合でも同様にリスクは存在します。

すべて日本円で資産を持っている方は、ここ5年間の円安で資産が目減りしています。多くの方は銀行預金、生命保険など全て円建てで資産を保有していますが、今やGPIFや保険会社でさえ海外に対して積極的な投資運用を行っていることを知っておいて損はないでしょう。

ぜひ円高や円安で大きく資産価値が変化することがない外貨を交えたポートフォリオを作成することをお勧めいたします。

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