分散投資の価値
2017.7.27

株式会社AWARDです。

投資の世界で言われる王道の一つに『分散投資』というものがあります。分散投資というのは、投資をする際に一つの株などに集中投資するのではなく、いくつかの資産を保有していく方法です。「すべてのタマゴを1つのカゴに盛るな」といった格言で表されることも多いですね。

ノーベル賞を取った理論?


ちなみに分散投資が有利である、というのは過去にノーベル賞を取った理論でもあります。ノーベル経済学賞を受賞したハリー・マーコウィッツの現代ポートフォリオ理論の第1の結論が『分散効果』です。投資家は『複数の資産』を持つことによって、ポートフォリオのリスクを減らし、より確実に期待収益を得られるという理論になります。

投資の神様は反・分散投資?


これに対して反対する意見もありまして、投資の神様ウォーレン・バフェット氏の言葉にこのようなものがあります。

『自分で何をやっているかわかっているものにとって、分散投資はほとんど意味がない。

と。バフェット氏の投資手法は、割安な株に対して大きな資金を投入して購入し長期に渡って保有するというものです。彼の2016年時点の資産規模は約7兆円。世界で最も成功した投資家です。最も成功している方の言葉として考えると、分散投資が正しいのか少し迷ってしまいますよね。

さらに深く知ると、、、


しかしバフェット氏の言葉には、前にこのような言葉がついています。

『分散投資は無知に対するヘッジだ。』

と。実はバフェット氏は自分の奥さんに対しては分散投資を勧めています。自分になにかあれば、残された資産の10%を短期の債券(現金に近いものです)、90%をS&P500のインデックスファンドで保有せよ、と。S&P500のインデックスファンドというのは米国市場上場している500銘柄に対して分散投資している投資信託です。つまりバフェット氏も分散投資のすべてを否定しているわけではなく、投資を研究したり時間をかけることが出来る人以外には分散投資が有効な手段であると考えているということになるでしょう。

ちなみに私も分散投資をお勧めすることが多いです。皆さん投資以外に本業があり、そちらに使う時間と労力がはるかに大きいはずです。分散投資の力を上手く使い、資産を増やすのに役立てて頂ければと思います。

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