HYIPとは?
2017.6.23

株式会社AWARDです。

先日報道番組でHYIPについて特集がされました。多くの方にとって聞き慣れない言葉かもしれませんが、投資の世界で被害が急増している案件でもあります。本日はこのHYIPについてご紹介したいと思います。

HYIPは何の略?


HYIPとはHigh Yield Investment Programの頭文字をとった言葉になります。日本語で言うと、『高配当投資プログラム』とされることが多いようです。FX、バイナリー、競馬、ブックメーカー、不動産など人気の商材に対して投資をすることで、高い利回りを投資家に還元する事を謳うプログラムの事を指します。最近流行っているのは暗号通貨を通してこれらの商材に対して投資をする案件です。では高い金利というのは一体どの程度なのでしょうか?多くのHYIPでは日利1%以上を謳っているようです。実現できるのであれば、夢のような話ですよね。

しかし99%は、、、


日利1%以上ということは、年利に直すとなんと365%以上ということになります。100万円を投資していたら365万円以上の配当が得られることになります。ここで多くの皆様は怪しいと感じられると思いますが、その感覚は間違っておりません。このHYIPは、99%が詐欺です。多くのHYIPではMLMの仕組みを使用してお金集めをしており、その間には商材も存在していないため、法律で禁じられている『ねずみ講(無限連鎖講)』に限りなく近いものです。最近流行っているHYIPは暗号通貨を通しての投資となっており、現在のところ暗号通貨は法律でモノ扱いされていますので、ギリギリ無限連鎖防止法で罰則が定められているものには当たらないかもしれない、といった代物になります。

典型的詐欺、ポンジ・スキーム


このHYIPは、非常に有名な詐欺の手法である『ポンジ・スキーム』が使われていると捉えることもできます。『ポンジ・スキーム』では、「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳いますが、実際には資金の運用は行われません。その代わりに、後から参加する別の出資者から集めたお金を(やはり運用せず)以前からの出資者に“配当金”と偽って渡し、あたかも資金運用が行われ利益が生まれて配当されているかのように装います。そして胴元に集まった資金が最大化したところで、その配当は止まり、投資家は資金の回収が不可能になるということになります。まさにHYIPで問題になっている配当の停止、出資金の凍結と同じ現象が起きるわけです。

高配当を謳う投資であるHYIP。一見魅力的には見えるでしょうが、ほぼ全ての案件が限りなく詐欺に近いと思うことをお勧めします。様々な法律が追い付いてない中で、法的なリスクも背負う案件なのではないでしょうか。ぜひ皆様にはご注意頂きたいと思います。

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