投資信託と過去成績

株式会社AWARDです。

投資信託への投資を検討する上で、よく参考に出されるのが過去の成績です。この成績が良ければなんとなく投資をしたくなるかもしれませんが、その考え方は正しいのでしょうか。本日は過去成績がその後の運用成績にどう影響を与えてくるかを考えてみましょう。

パッシブファンドとアクティブファンド


まず過去の成績をどこまで参考にすべきかについては、パッシブファンドとアクティブファンドの違いについて考える必要があるでしょう。パッシブファンドはベンチマークと言われる特定の指標(日経平均株価やS&P500などがそれにあたります)に連動する成績を求めるファンドになります。これに対してアクティブファンドはベンチマークを上回る成績を求めてファンドマネージャーが中身を吟味した上で運用するファンドになります。

パッシブファンドの場合は?


パッシブファンドはベンチマークに連動した成績がでるので、過去の成績というよりは何をベンチマークにしているかが重要になります。過去の成績が悪かったということは指標にしているベンチマーク自体が低迷していたことを示すので、過去のファンドの成績よりも今後上向きそうなベンチマークに連動する商品を選ぶべきでしょう。例えば新興国がこれから経済的に伸びていきそうだと思えば新興国の株に連動する商品を選べば良いでしょうし、日本株がまだまだ上昇すると思うのであれば日本の株に連動する商品を選べば良いのです。過去の成績よりも現在の世界経済を見渡してファンドを選ぶのが望ましいと言えます。

アクティブファンドの場合は?


アクティブファンドは、ベンチマークを上回る成績を出すことを求めるファンドです。ベンチマークを上回れるかどうかは、ファンドマネージャーの腕にかかっている訳です。そのためアクティブファンドの過去成績というのは、ある意味そのファンドのファンドマネージャーの成績表なのです。過去成績が悪いファンドマネージャーは、どちらかというと腕が悪いのではないかと思うべきでしょう。過去に良い成績を出しているファンドマネージャーのファンドと、悪い成績を出しているファンドマネージャーのファンドでしたら、その後どちらの方が良い成績が期待できそうでしょうか?わたしの考えでは、アクティブファンドの場合は過去成績に拘って選択した方が良いのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか。パッシブファンドとアクティブファンドでは過去成績に対する見方が少し違うのがお分かり頂けたでしょうか。投資をするときには、そんなことも気にしてみると良いかもしれませんね。

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