日経平均20,000円突破
2017.6.3

株式会社AWARDです。

6月2日は2015年12月以来の日経平均20,000円台を記録しました。1年半ぶりの大台ということになります。1日のうちに300円以上日経平均株価が上昇するとても買いの勢いが強い日になりましたが、一体なにが原因だったのでしょうか?

特別な理由がない?


今回の株価の上昇は市場関係者の多くも予想できていませんでした。市場が開く前の日経平均先物の終値予想は19950-19990円でしたし、20,000円手前で揉み合いになるだろうというのが、市場参加者の考えとしては多かった印象を受けます。しかし、市場が開くとすぐに急激な上昇を見せ、9時台には20,000円を突破。日経平均先物は一時20,250円といった数字も記録しました。活発な売買が行われ、東証一部の売買代金もGW明けのフランス大統領選に次ぐ今年2番目の水準になりました。

焦らされたエネルギー


今の日経平均株価20,000円という水準に意外感はあまりありません。5月中はずっと20,000円手前での売買が続いていましたし、北朝鮮やトランプ氏のリスクが報道されつつも、下がりきる事はありませんでした。20,000円という数字になにか根拠があるわけではありませんが、市場関係者や投資家にとっては1つの『心理的な壁』になります。ここを突破できたことで、それまで溜まっていた買いのエネルギーが一気に噴出したような形だったのではないかと考えられます。

まだ日本株は上昇する?


現在の日本株は世界の株の中でも特に割安な水準になっています。株価の指標の1つである予想株価収益率(PER)は14倍前半と歴史的な低水準です。日本株のPERは過去を見ていくと16倍前後であることが多いのですが、仮にPER16倍まで日経平均株価が上昇するとすれば、22,400円ぐらいだとしても適正な株価ということになります。今回の20,000円台乗せは株価上昇の序章にすぎないのか、気になるところです。

いかがでしたでしょうか。割安な日本株ですが、割安だからといって単純に買われるだけじゃないのが日本株です。米国市場など外部要因の影響もとても受けやすい株式市場ですので、そのあたりにも注意して見ていくと良いでしょう。ドル円の為替水準にも要注目です。

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