米4月雇用統計
2017.5.6

株式会社AWARDです。

株式やFXをやっている方が、着目するものの一つに経済指標と呼ばれるものがあります。経済指標は各国の経済の状況を表すため、流れを追うと今経済がどのように動いていうのかある程度把握することができます。

昨日の夜に発表されたのは米国の4月の雇用統計でした。米国の雇用統計は経済指標の中でも最重要視されるものの一つになります。世界最大の経済大国である米国の景気を表す指標であり、月に一回米労働省から発表されます。

その内容にはいくつかのデータが含まれており、特に着目されるのは、

・非農業部門雇用者数

・失業率

・労働参加率

あたりになります。失業率はその名の通り失業者の割合を示す値であり、労働参加率は国の総人口に対して有給で働いている割合のことを示します。ここで疑問に思うのは、一番上の非農業部門雇用者数ですよね。雇用者数は多い方が良さそうですが、わざわざ農業部門を除いた数字を発表するのはなぜなのでしょうか。

これは農業への就労は、季節変動が大きく毎月の比較をするには不便だから、という理由があります。農業は収穫の時期など、特に人手が必要な時期に偏りがあります。ですので農業への就労者を含めた数字を出してしまうと、経済動向を表す数字としては季節の影響を受けやすくなってしまうのです。

さてこのような米国雇用統計ですが、昨日の結果は、

・非農業部門雇用者数
21万1000人増加
(市場予想:18万5000人増)

・失業率
4.4%
(2007年5月以来の低水準)

・労働参加率
62.9%
(先月から0.1%低下)

となりました。概ね米国経済の堅調さを表す数字となり、失業率などはリーマンショック前の2007年5月以来の低水準となっています。

これを受けて米国の株価指数は揃って上昇しました。中でもS&P500と呼ばれる米国の主要な市場から選ばれた500銘柄の平均株価は、終値として過去最高値を更新しています。

米国の株式市場が堅調ですと、日本の株式市場も元気になることが多いです。GW明けには、日本の市場でも大きく株価が上昇する場面が見られるかもしれません。

カテゴリーから記事を探す