ROEってなに?
2017.3.26

株式会社AWARDです。株式の割安、割高など、会社を評価するために使われる指標には様々なものがあります。よく使われるのが、

PER(株価収益率)

PBR(株価純資産倍率)

ROE(自己資本利益率)

などです。むずかしい言葉が並んでいるように見えますが、これらの数字の意味がわかってくると企業の経営状況や株式がどのように評価されているかなどを客観的に判断しやすくなってきます。

今回はこの中でもROE(自己資本利益率)についてピックアップしてみたいと思います。これは簡単に表現すると、株に投資することで株主がどれだけ効率よく利益を得られるかを表す数字となります。株に投資した際の金利・利回りと考えることもできるでしょう。

ROEは%で表示され、銀行口座の預金の利子と同様に年利として捉えることができます。ROEは、

純利益÷純資産(自己資本・株主資本)×100%

で出てくる数字となりますので、純利益があがればROEも比例して上がり、純資産がふえればROEは反比例して下がることになります。会社の純資産=株主資本と考えると、私たちが投資した金額がどのくらい効率良く経営に使われているのかを示す数字であると言うことができるでしょう。

実はこのROEは経営の指標として欧米ではとても大切なものとして考えられています。もともと株式会社という仕組み自体が欧米で作られ、その根底には『株式会社は株主のもの』という考えが流れています。株式会社は株主のために多くの利益を出さなければならない、というのが当たり前になっているということですね。

そのためか、米国、欧州、日本で平均ROEを比較してみると大きな差があることがわかります。2015年3月の実績で見てみると、

【米国】14.2%

【欧州】10.7%

【日本】8.3%

となります。こうしてみると、日本の株式市場では純資産に対していかに利益をあげるかというROEの考え方が弱いように感じてしまいますね。こういった現状を踏まえた上で株式投資をするならば、あなたはどこの市場で投資を行いたいと思うでしょうか?数字で比較してみると色々な気づきがあるかもしれませんね。

 

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