個人型確定拠出年金①
2017.1.6

株式会社AWARDの渡邉です。今年に入ってから何件が質問が寄せられている内容に、個人型確定拠出年金には加入した方が良いのか?というものがあります。2017年から個人型確定拠出年金に加入できる方の対象などが広がっており、今まで加入できなかった人も加入できるようになっています。

従来は自営業者や企業年金のないサラリーマンが加入対象でした。しかし昨年行われた法改正により、企業年金のあるサラリーマンや公務員、それに専業主婦も確定拠出型年金に加入できるようになりました。結果として2017年からはすべての人が個人型確定拠出型年金に加入できるようになっています。

そもそも個人型確定拠出年金とは何なのでしょうか?こちらは国民年金や厚生年金に加えて、任意で加入することが出来る年金制度です。国民年金や厚生年金のような強制加入の年金ではなく、加入するしないは個人で決めることができます。

国民年金、厚生年金は毎年保険料の負担は増えつつも、もらえる年齢の引き上げや減額が常に話題になっており将来十分な額がもらえることはあまり期待できません。そうした従来の年金制度に加えた付加的な年金として個人型確定拠出年金は存在していることになります。

個人型確定拠出年金のメリットとしては、

・加入すると掛金が全額所得控除になる
運用益も非課税になる

の2点が大きいです。全額所得控除になるため、民間の生命保険に加入するのよりもはるかに控除は大きいですし、運用益も非課税のため普通に証券会社で投資信託を買うのよりも優遇されています。ただし、大きなデメリットとして、

60歳まで原則使えないお金になる

というものがあります。個人型確定拠出年金に拠出したお金は原則老後資金になってしまいます。そのためまだ若く結婚、出産、子育てなどのイベントを控えており、十分な貯蓄がない家庭にはあまりお勧めしない制度でもあります。十分な貯蓄があり、そういったイベント用のお金は確保できている家庭であれば検討の価値がある制度なのではないでしょうか。

実際に加入する際には、金融機関を選択して年金の掛け金や運用資産の配分等を決定します。その後は口座振替で毎月保険金が天引きされることになります。個人型確定拠出年金は拠出したお金を自分で運用資産を配分していきますので、元本の安全性が高い商品のほか、投資信託なども選ぶことが可能です。なお、運用可能な商品は選択する金融機関によって異なるため選択できる運用商品の幅が広い金融機関を選ぶと良いですね。

次回は2017年から新たに加入可能になった方、認められている拠出額、お勧めの金融機関などについて紹介していきます。

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