株式の売買単位統一
2018.10.6

株式会社AWARDです。

10月1日より日本の株式市場で売買単位が統一されました。といっても普段株式投資をしない方からすれば馴染みのない情報だと思いますので端的にまとめてみました。

株式には売買の単位がある


世の中にある多くの企業は株式会社ですが、そういった株式会社は株式を発行して資金を調達した会社になります。その中で、順調に売上をあげて利益を積み重ねてきた会社が証券市場へと上場することができるのです。こうして上場した会社の株は証券口座を持っている方であれば自由に売買できるようになるわけですが、このとき売買には単位が決められています。

もともと売買単位は1株、50株、100株、1,000株など8種類存在していました。しかし、売買単位が異なるのは紛らわしく海外にもない日本独自の環境だったため、売買単位が100株に統一されることになったのです。

売買単位の統一のメリットは


それでは売買単位が統一されることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。これに関しては個人投資家の株式の売買がしやすくなる、というのがまず挙げられます。例えば1株5,000円の株式を購入する場合、100株単位ですと50万円あれば購入できますが、1000株単位であれば500万円なくては購入できません。

小さい金額で取引ができるようになることで、それまで気になっていても株式を購入できなかったという個人投資家が売買に参加できるようになる可能性があります。100株に売買単位が統一されたことにより、株価さえ見ればすぐにいくらから購入できるのか分かるようになりますので、利便性も向上するでしょう。

大きな影響は出ないが


とはいえ、売買単位の統一に関しては10年以上前から取り組みが始まっており、先月の頭の時点で約96%の企業で100株単位へとなっていました。急に大きな市場の活性化などは起こらないでしょう。しかし、小さい金額で株式を購入できるようになることで、企業にとっては株主というファンの数が増えることにも繋がることになります。長い目でみるとジワジワと統一のメリットがでてくるのではないでしょうか。

投資をする上で、投資のルールを知っておくのは大切なことです。市場環境が変化している情報も捉えていってみてはいかがでしょうか。

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