ジュニアNISA のデメリットと使い方【相続】
2016.2.2

株式会社AWARDの渡邉です。昨日はジュニアNISAの概要と暦年贈与の考え方について解説させて頂きました。本日はジュニアNISAの抱えるデメリットと具体的にどのように使うべきかを簡単に解説していきます。

ジュニアNISAのデメリットは大きく2つに分けられるかと思います。

1つ目は18歳になるまでは引き出しができないという流動性の低さです。これはジュニアNISAが両親や祖父母の運用のために使われるのを防ぐための制度となります。例えば今0歳のお子さんのジュニアNISAの口座を開設するとしましょう。すると18年間そこに入金した資金が固定されてしまうことになります。18歳というとターゲットは大学の入学資金等と想定されますが、都内のお子様で私立の中学校、高校等に入学なさるようなケースですとその時点でも教育費はかなりかかってきます。そういったケースでジュニアNISAにお金が入れて取り出せない、といった事態になるのは避けたいですよね。ある程度余裕のある資金を入金するのがお勧めです。

ただし、確定拠出年金等と比較すると課税を前提とした引き出しはできるため、いざという時は税金を引いてもらった上で取り出してしまっても良い口座ではあります。

2つ目は制度の継続性の問題です。ジュニアNISAは2023年(平成35年)までが新規投資の行える期間となっています。つまり現時点で0歳のお子さんがジュニアNISAを利用できるのは7歳までしかなく、その後は運用資金を拠出できなくなります。では入れていた資金はどうなるかというと、継続管理勘定という名のもとにお子さんが20歳に達するまで継続して非課税の運用がされることになります。この期間については延長も検討されていますが、現時点ではわからない状況です。

デメリットを2つ挙げさせて頂きましたが、いずれにせよ余裕のある資金をお子様のために非課税で殖やしていく、といった使い方が良さそうですね。ではどのような商品を選択すべきかですが、これはケースによっても異なってくるかと思います。学資として利用する考えであればお勧めは債券ETF等でしょうか。あまり大きな損失が出てしまうと、教育資金の計画にも狂いが生じてしまいますので価格変動が少なく堅実に殖える商品が良いと思われます。

ではジュニアNISAが学資を作るのに利用できるということであれば、学資保険と比較するとどちらが有利なのでしょうか??多くのご家庭ではお子様が生まれると学資保険を検討なさります。次回は学資保険をテーマに扱っていきます。

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