保険の資産価値
2017.10.16

株式会社AWARDです。

保険の資産価値の考え方について今回は取り上げたいと思います。貯蓄型の保険と呼ばれるものの資産価値はどのように考えれば良いのでしょうか?

保障額≠資産価値?


例えば保障額が1000万円の保険に加入したとしましょう。大きな金額ですので資産価値も増えたかのように錯覚しがちですが、実際にはいざというときに受け取ることができるお金ができただけで資産価値は変わりません

『家族の安心のため』といった言葉を使って保険への加入を勧めてくる営業の方は多いですが、家族の安心のためには手元のお金をきちんと確保していくことも大切です。保険にかけるお金と自分の手元に残すお金のバランスが崩れてしまっている方は意外と多いので気をつけたいところです。

解約返戻金とは


さて、では保険の本当の資産価値はどの数字で表されるのでしょうか。これは保険の設計書などに記載されている『解約返戻金』で表されることになります。解約返戻金とはその名の通り解約した時に戻ってくるお金のことです。

解約した時に戻ってくるということはすぐに現金化できる金額ということになります。万が一のことがなくても今すぐ現金に変える事ができる金額ですので、これが保険の現在の資産価値ということになるのです。

解約返戻金100%の意味


貯蓄型の保険の場合、解約返戻金が100%を超える時に初めて支払ってきたお金の価値を保険の資産価値が上回ることになります。ぜひ保険に加入する場合はこの時期に注目してみてください。例えば10年目に解約返戻金が支払った額の100%を超える保険であれば、10年間加入していると額面上で元が取れることになります。

逆に言えば上記のような保険の場合、10年間はなにもしなかった方が資産価値が減らなかった、ということでもあります。10年間という期間は決して短くないもの。例えば米国債というアメリカ政府が保証している債券を買っているだけでも10年で資産を20%殖やすことができます。そんなことも踏まえて、貯蓄型の保険に入るのはちょっと足を止めてみるのをお勧めします。

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