保険料が上がる?
2017.2.28

株式会社AWARDです。4月から生命保険の保険料が上がるのをご存知でしょうか?昨今の日銀のマイナス金利政策の影響で、予定利率の引き下げが予定されているためです。

予定利率とは、

生命保険会社が予定する資産運用の利回り

のことを指します。この運用利回りの参考とされるのは金融庁が発表する標準利率です。この標準利率が2017年4月より引き下げられるのが決まっているので、保険の商品性は少し落ちてしまうことになります。

生命保険料が変わるのは4月以降に契約する新規加入者の方からですが、この予定利率の引き下げをネタに保険の見直しを迫ってくるような方もいらっしゃるでしょう。わたしの周りでもそのような勧誘をしている保険の営業マンをしばしば見掛けます。しかし、本当に予定利率の引き下げ前に保険に加入するのが賢いやり方なのでしょうか?

営業マンに勧められてギリギリ滑り込みで契約を締結する例は後を絶ちませんが、そこで胸に手を当てて冷静に考えて欲しいのです。

・たまたまニーズがあって相談したら慌ただしく加入

・値段が上がる前に衝動的に加入

・営業の方に勧められて何となくで追加加入

など様々なパターンが考えられますが、保険の営業の方にとっては予定利率の変化はネタの1つにすぎません。

日本の保険業界の運用効率が非常に低いのはずっと前からですし、予定利率が変わることによるコストよりも、必要ない保険に加入して将来に渡って支払うことになるコストの方がはるかに高くついてしまうのです。

結局のところ、制度的な変化に振り回されて駆け込みで契約する人よりも、しっかりと自分に合ったタイミングで契約した人のほうが、契約後の満足度は高いという話もあります。とくに料率改定があるから貯蓄タイプの保険に追加で入りましょう、といった話には気をつけて欲しいと思います。家庭環境や自身の状況が変わっていないのに備えとなる保障だけ制度の変更を理由に変えるのは本末転倒でしょう。

ご自身が納得できる保険との付き合い方を多くの人に考えていって頂きたいと思います。

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